「遺品のカメラなどのご家族が大切にしていて、思い出が詰まったカメラを丁寧に査定し、高価買取をしています」
今回はカメラ専門で買取を行われている思い出カメラの、山田省吾さんにお話を伺いました。
山田さんはIT企業に勤めながら、カメラの買取専門店を副業で運営されています。
副業で買取ビジネスを行われている背景や、今までの道のりをお伺いしました。
貴社の業態を教えてください
ご家族が大切にしていて思い出が詰まったカメラを丁寧に査定し、高価買取をしています。
中古のカメラに特化した買取専門店にしていることで、差別化を図っています。
また壊れたカメラも買取して、修理をした後に販売も行っています。
集客に関してはSEO・MEOに注力していて、私自身で制作したHPからの流入になります。
ネット集客はこれからの時代は必須になりますので新たな情報もキャッチしつつ、最適な方法で集客をしていきたいと考えています。
山田さんは、リユースビジネスを始める前は何をされていましたか?
長崎県出身で、高校卒業後進学のために東京に上京しました。
その後模型の小売や印刷会社の営業を経て、現在はIT関係の仕事をしつつ思い出カメラを運営しています。
カメラの買取専門店として運営開始したきっかけは、カメラ関係のビジネスをしている方と知り合えたからです。
また自分自身がカメラを好きだったのも、理由になります。
思い出カメラを副業として始めた5年前は不安と期待が交差する感じでしたが、年々売り上げも伸び粗利も出るようになって事業として成り立っている状況です。
カメラのノウハウはどのように得られましたか?
ノウハウを得た方法としては、教えていただいたり自分で調べたりしました。
正直カメラの修理や査定を行う場合には、専門知識がないと難しいです。
最初は知見を貯めるのが難しいので、自分で調べたり勉強したりするのが苦手な人は向いていないと思います。
ですが調べたら修理方法などは出てきますので、地道に勉強を重ねるのが重要です。
ビジネス運営において1番困難だった時はいつですか?
あくまで副業なので、仕入れがうまくいかない時もありました。
まず最初は、ひたすら集客を継続しました。
また買い取りだけではなく、中古のカメラ屋さんに仕入れに行っている時もあります。
現在は本業とバランス良く行いたので、本業とのバランスを考えて買い取る量などを決めています。
今後の展望について教えてください
副業という枠で事業を進めていますが、しっかりしたカタチで成長させていき、いずれは本業にできればと考えています。
集客はネットからの集客とリピートになりますが、今後はターゲットを遺品整理などに絞ったチラシやポスティングも考えていきたいと思います。
また他社との差別化と今後の需要を見据え、現在のカメラの買取事業と並行で行える事業を考えています。
それは「撮影」です。
お客様の思い出のために、家族写真・遺影・お子様の撮影代行などもおもしろいのではないかと思っています。
お客様に寄り添い、お客様が笑顔になる時間を大切にできる買取店として、今後も活動して行きますので「思い出カメラ」をよろしくお願いいたします。
どんな人材を求めていますか?
現在は副業という事もありますが、私一人で買取・販売をしています。
カメラの買取事業が忙しくなるとスタッフを雇ってということは必要になるかも知れませんが、現状そのような予定もなく、私の手の届く範囲で仕事はしていきたいです。
いずれは本業をやめて、買取事業が本職になるかも知れません。
その時のためにもお客様とのつながり人とのつながりを今から大事にして、皆様に信頼されるカメラ買取店として周知させていきたいです。
今後リユースビジネスを始めたい方にメッセージをお願いします
私はリユースの会社をしたいというより、タイミングや自分の好きなこととして現在のビジネスを始めました。
ですが中古のカメラの買取販売は利幅が大きく、売れた時はとても喜びを感じています。
1万で買ったものが10万円になる時もありますので、商材としてはとてもおすすめです。
特に昔のカメラであるライカ等の古いドイツのカメラは希少価値が高いので、高く買取が可能かつ高価格帯で販売できます。