Family History ~思い出の品への想いを大事に~

江戸市川
室園義孝

立教大学文学部史学科卒業。
史学科ではドイツ史を専攻、マイセンと柿右衛門の関係を卒業論文とする。
ドイツの陶磁器を調べるなか「髭徳利」を知り、そこから民芸や李朝陶磁器を学ぶ。
出身が千葉県我孫子市ということもあり民芸運動の祖・柳宗悦の影響を受ける。
出版関係の仕事を引退後、古美術の仕事を本格的に学び独立、開業し現在に至る。

貴社のビジネスについて教えてください

 当店は酒器・古美術・骨董品・書道具を主に取り扱う高価買取専門店になります。いずれもご依頼者様の想いが詰まっているお品物となりますので、「人から人へ」をとても大事にしています。

 ご依頼品にまつわるファミリーヒストリーも鑑みた査定を、知識豊富な鑑定士が行っているところが当店独自の強みです。

 買取品目は、酒器・古美術・骨董品・書道具の他にも戦時中の日本軍関係の軍服・軍隊写真・絵葉書、さらにお盆などで頂くことの多い線香なども取り扱っております。最近では軍事用品であるヘルメットを買取させていただきました。

 このように、骨董品における「よろずや」として取り組んでおりますので、間口の広さ、買取品目のバリエーションには自信を持っています。

近年はネットを活用した集客・販売に注力してきましたので、より多くのお客様に「江戸市川」を知って頂ける機会が増えています。お客様のニーズに答えるためにも、出張買取・宅配買取・店頭買取とご利用しやすい環境を整えていますので、ご家庭にあるお品物の査定依頼をお気軽に頂けますと幸いです。

今後の展望について教えてください

 今後の事業として、ネットでの集客にはさらに注力していき、より多くの方々に想いとお品物を届けたいと思っています。

 その中で「オークションパートナーズ」というオークション出品代行業務を主とする新しいグループを立ち上げました。今後は買取と平行して国内外のオークションハウスへのオークション出品代行事業を伸ばしたいと考えています。

 事業的には、お客様に「還元しやすい」「査定額への納得」が生まれることで、多くのお客様に喜んで頂けると考えています。買取では、書道具・掛け軸・現代アート・中国美術買取を強化しつつ、新たな事業として、リサイクル業者・遺品整理の企業様とつながりをもって、両者WIN&WINの関係を築きたいとも思っています。

 このように、取り組みたいことが多く体力的に厳しい面もありますが、気持ち的には楽しみが多く充実した毎日を過ごしています。

どんな人材を求めていますか?

 現在は求人を行っていませんが、事業が拡大するにつれてスタッフの採用は考えたいです。好奇心旺盛でオタク気質が大事だと考えています。

 実際、そういった方のほうが一つの分野を突き詰めることができるので、この仕事に向いていると思います。私自身がそうだからです(笑)。

また、私が知らない分野に精通されている方にもお越しいただきたいですね。私も、骨董品以外においては、まだまだ知らない領域もありますので。ぜひサポートしていただきたいです。

酒器・骨董品買取専門の高価買取 江戸市川

https://edoichikawa.com