日常の中にちょっとしたワクワクを

古書ソオダ水
代表 樋口 塊

大学を中退し、上京後はしばらくふらふらする。十年ほど会社勤めをして、早稲田に古本屋「古書ソオダ水」を開店。
好きな漫画は『風呂上がりの夜空に』、好きな音楽家は「Venetian Snares」。

貴社のビジネスについて教えてください

 弊社は、古本屋として古書の販売・買取を行っております。強みというわけではないですが、一応、早稲田大学に隣接してるのが特徴でしょうか。

 私は、このお店をお客様の日常の中でふと散歩などでふらっと見かけて立ち寄れるようなお店にしたい、気負わず来れる、日常の一部にあるような古本屋にしたい、特別なものにしたくないという想いで運営しています。

 その結果として、少しでもお客様が本に出会うきっかけがつくれたらと願っております。

今後の展望について教えてください

 今後も、今のスタイルの店舗運営をやっていければと思っています。今、このお店を好きでいてくださっているお客様との関係を大切にしたいので、大きく変えるつもりはありません。

 やはり、ふらっと立ち寄れて、面白い本が並んでいる。そういった、なにがあるかわからないお店の方が、ワクワクするじゃないですか。

 私としては、日常の中にちょっとしたワクワクを感じてほしいんですよね。なので、これからもお客様が気軽に本と向き合える場所として、今のスタイルを大切にしていきます。

どんな人材を求めていますか?

 一緒に働くとしたら、「興味の範囲が広い人」がいいですね。もちろん、商売ですから誠実さも大事です。

それでも、話題性に流されず、自分の世界観で好きなものを見つけられる人ってとても魅力的なんですよね。最悪、お客様がいないときも、自分で楽しみを見つけて工夫できるような人は最高ですね(笑)

 そういった、なんてこともない日常、特別でない毎日を自分なりに楽しめる人と働くことができれば、私の方まで楽しくなってくるので、採用するならそんな方がいいと思います。

古書ソオダ水

http://kosho-soda-sui.com