モノに込められたストーリーを繋ぎ、リユースをもっと身近に

バリュエンスホールディングス株式会社
代表取締役社長 嵜本 晋輔

大阪府生まれ。高校卒業後Jリーグでサッカー選手として活躍し、2004年に引退。
その後2人の兄と共に家業のリサイクルショップを経営し、ブランド品を扱うリユース事業を立ち上げる。
三兄弟で洋菓子事業にも挑戦し、二つの事業が拡大する中でリユース事業を引き継ぐかたちで独立。
2011年に株式会社SOUを設立。
2020年にバリュエンスホールディングス株式会社へ商号変更。

貴社のビジネスについて教えてください

 価格ではなく「この人に売りたい」と思っていただけるよう、ただ商品を買うのではなく、お客様がその商品と出会ってから別れまでのストーリーをお伺いし、そのストーリーも含めた価値に値段をつけ、買取をさせていただいています。

 これまでブランド品のリユースは「お金がないからモノを売る」というイメージを持っている方が多かったのですが、そうではなく「ストーリーをもった商品を売り次の人につなぐ」ことだと考えています。そのようなお客様の立ち場にたった接客を大切にしています。

今後はどのようなことを目指しているのでしょうか?

 フリマアプリが登場したことで、リユースは以前よりは一般的になってきましたが、自分のモノをお金に換えようという考えを持たない方はまだ多くいらっしゃいます。

 そのような方々にリユースをもっと身近に感じてもらうために、『Miney(マイニー)』という新しいサービスを始めています。自分の持っているモノを写真に撮るだけで、過去から現在までの査定の参考価格が株価のように見ることができ、その商品が値上がり・値下がりしていることをプッシュ通知で知ることができます。


 このサービスを通じて、リユースを利用したことがない方にも、自分のモノを売り新しいモノや経験を得ることを考えるきっかけを提供していきたいです。

どんな人材を求めていますか?

 自分の強みを理解して、それを最大限に活かすことを考えられる人ですね。様々な強みを持った人が集まり、それぞれの強みが最大化されたときに強いチームができると考えています。

 そういったチームを作るうえで、自分の強みをチームの中で上手く機能させることを考え、逆に感情が邪魔をせずに弱みを手放せることが大切だと思います。

バリュエンスホールディングス株式会社

https://www.valuence.inc/