偽造品流通の増加で崩れる古物商の社会的信用

偽造品や不正商品の流通防止と排除を目的に活動するのが、一般社団法人日本流通自主管理協会(略称AACD)だ。偽造品を取り巻く環境の現状や、リユース業界として行っていくべき提言について、姉川博事務局長による寄稿を紹介する。

不正品の流通を阻止するフィルター役であれ

基準外商品と知らずに
コーチの財布200個販売

先日、一般社団法人日本流通自主管理協会(AACD)とともに、偽造品排除活動を行っている一般社団法人宣誓マーク協会(ACIA)に、個人の方から入会を希望するメールが届きました。

話を伺うと「アマゾンでコーチの財布を販売していたら、権利侵害の疑いがあることを理由にアカウントを停止されてしまった。職を失った後、サイドビジネスとしてこれからしっかりやっていこうという矢先にとんでもない仕打ちだ。既に200個販売しておりクレームも来ていない。問題ない商品であることを証明したい」とのことでした。

念のため、販売している商品を4点確認のために送ってもらったのですが、商品は全ていわゆる偽造品と思われる基準外商品(弊会独自の判断)でした。